「自分らしい働き方をしたい!」と思ったら読みたい本⑧

「毎日、やることいっぱいで、

気づいたら、1日終わってる。

ああああああ! 

1日が24時間じゃ足りないって!!!」


「自分らしい“働き方”をしたい!」という時に

おすすめの本、第8弾は、

「いつも時間に追われて、

気づけば1日が過ぎてしまっている……」

そんな人におすすめの本を紹介します!


こんにちは!

「私らしい働き方」を創りたい、

「働くアラフォー女性」のための

個別セッション、レッスンを行っております、

「クリエイト・ワークスタイル・ラボ」の

宇野ひろよです。


週末恒例、

「自分らしい働き方をしたい!」と思った時の

ヒントになる、

おすすめの本を紹介したいと思います!


今回紹介する本は、

「時間についての捉え方を変える、
時間に対する“マインドセット”をする」

ことがテーマになっている1冊。


その1冊とは、コチラです!

「72時間をあなたの手帳で管理すれば

仕事は劇的にうまくいく」

(久瑠あさ美/日経BP社)

以前もこの「おすすめ本」で取り上げた、

メンタルトレーナー・久瑠あさ美さんによる

2015年に出版された本です。


タイトルや「帯」の部分に、

「手帳術」「時間管理術」と書いてありますが、

一般的なそれとは一線を画した、

“斬新な発想”に基づいた内容になっています。


“斬新な発想”というのは、

どういうことかというと、

この本で提唱されているのが、

「1日24時間という時間の“フレーム”を外し、

“24時間×3日間=72時間”で予定を管理する」

というものなのです。

なぜ、「1日24時間」ではなく、

「24時間×3日間=72時間」で予定を

管理する必要があるのかというと、

人は、

「時間がないと感じる」と、

「できるかもしれないこと」であっても、

「できない」「ムリだ」と思ってしまう、

そんな傾向が強いようなのです。


そして、そんな

「できない」「ムリだ」と思うことの

積み重ねが、自分自身の

「可能性を狭めてしまう」

さらには、

「自己肯定感を低くする」

ことにもつながっていくのだとか。


「1日24時間」という「制限」を

外すことで、

「まだ間に合う、大丈夫! 

きっとできる!」

そうやって、自分自身の可能性を取り戻す、

「72時間手帳術」には、

そんな意図があるのだそうです。


ちなみに、この「72時間手帳術」では、

「ウィークリーページ」と

「マンスリーページ」では役割りが

分かれているんですね。


「ウィークリーページ」では、

先に書いたような、

「自分自身の可能性を取り戻す」

ということがテーマになっています。


そのために、「繰り越し欄」

というものを設けて、ここには、

「その日やろうと思っていたことで、

翌日以降に“繰り越す予定”」

について書いていくのです。


こうすることで、

「今日もできなかった……」

と落ち込んだり、自分を責めるのではなく、

「まだ間に合う!」

「実現できる可能性がある!」

そんな風に思えるようになるのだとか。


こういう「マインド」に切り替わることが

大事なんですね。


この「繰り越し欄」については、

「完璧主義で、責任感が強く、

常に“ちゃんとしなくちゃ!”と思って、

できない自分を責めてしまいがちな人」

には、効果的じゃないかなと思います。


「私、そんなタイプかも!」

という人は、ぜひ、「繰り越し欄」、

取り入れてみて下さい!

そして、もうひとつこの本で重視しているのが、

「“やらなければならないこと”で

予定を埋めつくすのではなく、

“やりたいこと”から優先的に予定を入れる」

ということ。


これは、私自身も意識している

「マインド」です。


実際、意識的に

「やりたいことをやる時間」

を予定に組み込むようにしてから、

自分が「実現したい」と思っていたことを

実現できる割合がアップしたし、

そのスピードも

アップしたという実感があります!


そして、「72時間手帳術」では、

「やりたいこと」は、

「マンスリーページ」を使って

管理していきます。


何でも、半年~1年以上先の

「やりたいこと」も

バンバン書き込んでいくのがいいのだそう。


というのも、「近い未来」だと、

ついつい、「やらなければならないこと」に

意識が引っ張られやすいから。


「半年~1年先」くらいの「未来」なら、

「自由にイメージしやすい」

ので、

「本当にじぶんのやりたいこと」

を書き出しやすいのだとか。


これも、その人のタイプによるかなぁ~

と思いますが、

試しに取り入れてみてもいいと思います。


そして、「未来の予定」を書き込んだ

「マンスリーページ」は、

何度も何度も、

繰り返し見返すといいんだそうです。


もちろん、その時に、

その「未来の予定」

「どんな気分、感情で過ごしているのか」

リアルにイメージすることで、

ますます、「未来の予定」は

「現実になること」になっていくのです。


ちなみに、この本では、

「72時間手帳術」を実践した時に出てくる

「疑問」に対して、久瑠さんが答えている、

「Q&A」ページがあるのですが、

これが、とってもおすすめなんですよね。


というのも、久瑠さんの回答が、

「“心の視点”が高い人は、

こういった捉え方をするんだなぁ~」

と、ものすごく参考になるんです。


例えば、

「“やりたいこと”を書いても実行できない」

という、割と「あるある」な質問に対し、

こんな風に答えています。


「“手帳に書いたことは

必ず実行しなければ”と自分を

追い込んでいないか?

この日にできないと思ったら、

“繰り越し”すればいい。

そのために“繰り越し欄”がある」


また、

「“繰り越し”ばかりしてしまう」

といった内容には、

「“繰り越し”続けているということは、

それだけ、そのことに

“挑戦し続けている”ということ」

といった、

「そう来たか!」と思うような回答を

していたりします。


自分に厳し過ぎるタイプの人には、

「そんな感じでいいんだな~」

と参考になるところが多いかもしれません

(逆に、普段から、

自分に甘過ぎるタイプの人には、

向いていないかもですが……)。


ちなみに、この本の最終章に、

とても印象的なことが

書いてあったので、そのことを紹介して、

締めくくりたいと思います。


「最終的には、手帳を持ったり、見なくても、

自分の未来の予定が

いつも見えている自分になること。

思い通りに未来の時間を動かせるマインドを

手に入れるのが、

この72時間手帳術の真の目的です」


自分の「未来」は自分で創るものです。


そして、その「未来」につながる

「時間」も「自ら創り出すもの」。


そんなことを

再認識させられた、1冊でした!


「時間を自在に操って、

自分らしい働き方を創りたい!

なりたい未来を実現したい!」


そんな風に思う人は、

ぜひ、チェックしてみて下さいね!


以上、「おすすめ本」の紹介でした!


来週末もどうぞ、お楽しみに~♪



0コメント

  • 1000 / 1000